強迫性障害

「きちんと鍵をかけただろうか」「火を消し忘れたのではないだろうか」など、強いこだわりに悩まされ、何度確かめても不安がおさまらず、それにより日常生活や社会生活、対人関係に支障をきたすほどの状態を強迫性障害といいます。中心となる症状は、「強迫観念」と「強迫行為」です。
繰り返し心に浮かぶ不安や不快を伴う考えで、それを打ち消そうと思っても出来ないものを強迫観念といい、その強迫観念を取り除こうとして行われる行為を強迫行為と呼びます。
その考えや行為は無意味で効果がないと分かっていても、やめようとすると不安が強くなりやめられないのです。
治療は薬物療法と認知行動療法(暴露反応妨害法)などがあります。